ゆなゆな気分でいこう。

平凡な毎日だけど。

我が家の長男。11才にして挫折からの成長を続ける。

我が家の2人の息子の長男の話。

長男は、小さい頃から「ザ・長男」と言われるまじめ君。

まじめすぎるゆえに、幼稚園の頃から友達が出来なくて、

小学校入学してからは、幼稚園が一緒だった唯一の友達にいじめられる始末。

 

そりゃあ、心配で心配で。。。

まじめだけどすごい優しくて、すごいいい子。

親からの評判はすごく良い。

なのにいじめられる。とうとう「つらい」と泣く姿。。。切なかったなぁ。

 

でも時が流れ、そんな優しい長男はクラスの中でも友達が増え、

気の合う友達も出来て、気が付くといじめていた子は

長男をいじめるどころか、長男のいる友達の輪に入ってくる様になった。

 

1年生の夏ごろからサッカーを始めた。

初心者ばかりが集まるサッカークラブ。

もちろん、そこでも下手くそで馬鹿にされてた長男。

でも半年も過ぎたある日、やっぱり馬鹿にする発言をされていた時、

一番うまい子に「こいつ上手いよ!」と褒められた。

その日を境に、めきめきと上達。

 

いつの間にか、大会でMIP賞をもらうほどチーム内で上手になった。

 

そして次の段階にと、学校のサッカークラブに入団。

そこでのレベルの高さから、プライドが傷つき、

一気に頂上から突き落とされた3年生。

さらに追い打ちをかける様に、補欠に転落。

 

4年生になって、5年生の大会に4年生全員招集されたけど、

唯一、一度も出場機会を与えられず、奈落の底に落とされた。

お風呂で大泣きしていた長男。

「サッカーやめたい」と漏らした時も切なかったな。

 

サッカーの練習に行くのが辛くて楽しめていない姿に、コーチにも心配されていた。

でも公園で毎日の様に友達と楽しくサッカーをし、

違うサッカースクールで、レギュラーと補欠がない関係の中で

メキメキと実力をつけて「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期に突入。

 

コーチたちにも、「今、サッカー楽しいだろう?!」と言われるくらい

あの暗黒の時代がうその様に成長を続けている。

 

そして5年の夏。

サマースクールでの1対1大会の高学年の部優勝!

(と言っても少人数ですが。)

夏合宿では5年生の部MVPを獲得。

縦割りチーム対抗戦で優勝。と結果を残す事になった。

 

長男を見ていると、若干11歳にして成功と挫折こんなに繰り返してて

すごいなぁと感心している。こんな子いるのかな?

 

努力は裏切らない。

人一倍頑張っている長男。

後は、レギュラーを奪取出来るように、日々の努力を怠らずに!!

私は、そんな長男を応援し続けようと思う。